歯周ポケットが11mm で、抜歯を勧められています

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歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎のQ&A

GTR法で歯槽骨の再生をはかることができないでしょうか?

質問です。
歯周病で半年に一度PMTCをうけていましたが、一年半に一度くらいボケットの深い奥歯の歯肉が炎症を起こしています。

今回歯周ポケットの深さが11mmになっており両脇の歯にも悪影響を及ぼすので抜歯を勧められました。

GTR法で歯槽骨の再生をはかることができないでしょうか?
答えです。 歯周病が進行すると、歯を支えている周りの骨が溶けていきます。

GTR法やエムドゲイン法などの歯周病の手術法は、水平的に骨が溶けてしまった場合には適用にはなりません。垂直性骨吸収といって、根の周りの一部分の骨のみが解けた時に適用されます。また、 GTR 法が適用出来たとしても、歯槽骨の改善は、せいぜい2、3ミリが良いところです。

奥歯の根は3〜4本有り、その股の部分の骨が完全に破壊されているとGTR法でも骨の再生は不可能です。
奥歯で歯周ポケットが11mmということですとGTR法の適用にはならない可能性が高いと思われます。

その他に残す方法としては、トンネリングという方法が考えられます。大臼歯の根っこは、複数本あり歯槽骨の中で、分岐しています。歯槽骨の吸収が水平的に起こった場合には、歯肉を切開し、歯根の分岐部まで下げます。そこに歯間ブラシを通せるような隙間を作ってあげることで歯周病の安定を図ることも選択肢の一つになると思います。

ただあくまでも文面から想像するだけですので、正確な診断ではありませんから、担当医の歯医者さんとよく相談して決めると良いでしょう。

お大事にしてください。

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