歯周病,歯槽膿漏,歯肉炎,口臭の治療法、予防法、原因について解説。口腔ケア対策の悩み・疑問にお答えします。

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歯周病・歯槽膿漏・歯肉炎のQ&A

歯槽膿漏の前歯4本を抜歯してインプラントにしたほうが良いと言われたのですが

歯槽膿漏の歯をインプラントにしたい。 前歯の4つの歯槽膿漏がかなり進んでいます。ただし、去年の5月から受け口の歯列矯正を始めていて、また、2,3ヶ月ぐらいかかりそうです。
去年の7月ごろに、今歯列矯正をしていただいてる先生に相談したところ、あとで、4つ一緒にインプラントにしたほうがよいといわれました。 でも自分でかなり心配していて、できれば、抜歯せずに治る方法がないかと思い、ご知恵を貸していただきたく、ご相談させていただきます。 どうぞ、よろしくお願い致します。
クリニック院長の助言 抜歯をする必要があるようですが、歯周病がかなり進んでいるようですね。 歯周病の進行は歯の根の周りの骨がどれだけ吸収(溶ける)しているかで決まります。
吸収の起こり方には垂直性の吸収と水平性の吸収とがあります。
垂直性の吸収は根の周りの一部の骨が吸収を受ける場合で、たとえば、歯と歯の間の部分の骨だけが吸収を受けます。そういった場合を1壁性の骨吸収といいます。
この場合ですと歯槽骨再生手術(メンブレン)が適用できます。「歯周病,歯槽膿漏,歯肉炎の外科治療」のページを参照してください。
また、エムドゲインといったお薬を外科手術に併用することも可能です。 歯周外科が仮に適用出来たとしても歯槽骨の回復は、よくて2、3mm です。一方、水平性の吸収の場合には歯の根の周りの骨が水平的に吸収を受ける場合です。 この場合には歯周外科により骨再生を行うことはできません。前歯の場合には、水平的な吸収が起こる事がほとんどですのでかなり難しいかもしれませんね。

したがって、あなたの歯周病の進行の状態(骨の吸収)がどのようになっているかに よります。
水平性の骨吸収が進み根を支えている骨がほとんどなくなってしまっている場合には抜歯をする以外の選択肢はありません。 抜歯をしてインプラントを行うのが一番かも知れませんね。インプラントをする場合にも骨が十分にあることが要求されます。上の前歯の場合、ほっぺた側の骨が吸収されることが多く、インプラントの埋入位置を適正などところに取れないことがあります。その場合には骨移植が必要になることもあります。

十分担当の歯科医師とご相談して決定してください。

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