保険診療で入念なクリーニングは出来ますか?

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保険診療で入念なクリーニングは難しいのでしょうか?

保険診療のクリーニングがしたい 歯周病の治療のため、クリーニング(歯石の除去等)を自由診療で受けることを薦められました。治療費は8〜10万円になるそうです(外科的手法等は含まれていません)。
保険では入念なクリーニングができず、私の場合は歯石が多いため自由診療が効果的だそうです。どこの医院でも保険診療で入念なクリーニングは難しいのでしょうか?
現在の保険診療の状況 治療内容と費用とが見合うかどうかという質問には大変答えにくいものです。 なぜなら、患者さんの口腔内の状態がどうなっているのか実際に見ていないからです。 保険制度と治療の内容(質)についても同様に答えにくいものです。

歯石取りを保険で行った場合、保険のルールに従って行う必要があります。特に歯石が付きやすい方、重度の歯周病になっている方は、保険の規制に引っかかりうまく行えないことがあります。そのため、自由診療を勧められたのだと思います。

もともと保険制度は国民に最低限度の医療を提供するために作られたものです。 それがいつのまのか、標準治療のような見方をされるようになってしまいました。 ですから何でも質の高い医療を保険でできるかの様な錯覚を国民の皆さんが持ってしまっているのも事実です。 実際には保険制度では質までは要求されていません。
ですから、保険で質の高い医療を提供すると赤字になってしまう場合もよくあります。 歯科医院ごとに事情は異なるでしょうから赤字になってでも保険でがんばるところもあるでしょうし、 自由診療で行うという選択肢をとるところもあるでしょう。 このようなことが背景にあるということを参考になさってご自分で判断なさったたらいかがでしょうか。

余談ですが、小泉首相の時の改革により、歯科保健点数が大幅に下がりました。 その影響もあるでしょうが、歯科開業医の5人に1人は年収300万円以下のワーキングプアー に陥っているという事実もあります。 以下の記事を読んでみてください。 現在の日本における歯科の事情が客観的によく記述されています。
『ウィキペディア(Wikipedia)』歯科医師過剰問題

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